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社会 - 2006年10月28日

対向列車待ちの貨車から爆薬原料400キロ盗まれる

犯人はテロ・グループではなく農業関係者か
 10月6日、NSW州ニューカッスル近くサルファイド・ジャンクションで、対向列車待ちのために側線に30分ほど停車していた貨物列車から白い粉末様の物がこぼれているのを対向列車の運転士が見つけ、無線で連絡した。荷主のオリカ社が調査した結果、貨車の封印が破られ、硝安約400キロが盗まれていたことが分かった。硝安は窒素肥料として用いられ、どこの農家の納屋にもあるような物質だが、石油と混ぜると爆発力を持ち、入手が容易で扱いやすいことから2002年のバリ島爆弾事件や1995年のオクラホマ連邦省庁爆破事件にも使われた。盗まれた硝安もWA州カルグーリーの鉱山に送られる途中だった。硝安は売買も輸送もすべて厳しく規制されており、オリカ社も盗難が明らかになると直ちに警察に連絡。NSW警察は情報機関のASIOと協力して捜査を進めている。バルク貨車から400キロの硝安を30分以内に盗む手口は計画的な犯行だが、テロリスト・グループなら爆破実行を前にして、どこにでもあるような物質を貨車から盗む危険を冒すとは考えにくく、捜査筋は農業関係者が開墾や潅漑ため池掘削のために盗んだのではないかと見ており、連邦警察のミック・キールティ長官もテロリスト・グループと結びつけられるような証拠が見あたらない、と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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