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国際 - 2008年11月14日

今年も南氷洋海戦の季節

シー・シェパードに「大看板」登場
 12月から日本の調査捕鯨の季節に入るが、環境保護団体グリーンピースは、2008年初めに日本支部の活動家2人が、「捕鯨関係組織腐敗の証拠品」として、捕鯨船乗組員が会社から報償として現物支給を受けた鯨肉の小包を青森県の輸送会社から盗み出した事件で起訴されており、全力を挙げて裁判に取り組むため、南氷洋への船舶派遣はしないと発表した。一方、武闘派団体シー・シェパードは、ポール・ワトソン船長の「スティーブ・アーウィン」号が11月13日にブリスベン港に入港、12月1日から捕鯨船団追跡の航海に出る予定にしている。
 ワトソン船長は、「今年は、ブレード・ランナーやキル・ビルの主演女優ダリル・ハンナも乗り組む」と発表した。また、シー・シェパードが南氷洋で日本捕鯨船団を追跡する姿を描いたテレビ番組「Whale Wars on Animal Planet」を元にしたビデオ・ゲームも開発中とのこと。ボウイー・ナイフと小銃を愛し、暴力的な活動で環境保護運動家にも敵の多いワトソン船長だが、広告宣伝戦にたけていることだけは確かだ。
 ワトソン船長は、オーストラリア政府にも噛みつき、「クジラを保護するとした約束をことごとく破った。腹が立つ。日本捕鯨船団は豪領南極の領海で捕鯨している。海図にも豪領南極排他水域とあり、高裁も水域での捕鯨禁止判決を出したのに、日本はそれを無視し、豪政府は何もしようとしない」と語った。
 13日の議会でピーター・ギャレット環境相が、朝日新聞の記事に言及し、「日本鯨類研究所が今季のクジラ捕殺頭数をミンククジラ700頭、ナガスクジラ50頭に削減すると発表されている。いい知らせだが、オーストラリア政府は、完全捕鯨停止まで努力を続ける」と発言した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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