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政治 - 2008年10月13日

「歴史教育は大英帝国史観を中心に」

トニー・アボット野党スポークスマン発言
 連邦保守連合政治家の中でも、ジョン・ハワード前首相と並んで歴史保守派として知られるトニー・アボット氏が、オーストラリア史だけでなく世界史にまで踏み込んだ発言をした。
 10月13日、全国カリキュラム編成局が、歴史授業で世界史を強調したカリキュラム草案を発表することになっているが、アボット氏が報道陣の前で、「世界史教育を支持するが、内容はブリテンを中心にすべきだ。オーストラリア国民はその出自を知らなければならず、現代世界を形成してきた思想を知らなければならない。また、現代世界は主にイングランドで形成されてきた。その当然の功績を教科書に盛り込むべきだ。我々は西洋文明の産物であり、特に英語圏文明の産物だ」と発言した。
 さらに世界史に踏み込み、「歴史授業の内容は、まずユダヤ史で始まり、ギリシアとローマ帝国に移り、さらにブリテン史と続かなければならない」とも語っている。アボット氏が考えるオーストラリアの学校で教える世界的な事件を強調した歴史教育には、オーストラリアの先住民族アボリジニも、アジア世界の歴史もまったく登場してこない。「アボリジニの歴史」について訊かれたアボット氏は、「それも教えていいと思う」と答え、アジア史について訊かれると、「それも大切だが、我々の出自を知ることが重要だ」とだけ答えた。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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