「グリーンピースは偽善者」
鉱業会社重役が反撃
グレート・バリア・リーフ海洋国立公園のウィットサンデー島の対岸大陸部でQLDエナジー・リソーシーズ(QER)社がオイル・シェール(油頁岩)の探査を開始すると発表したことで、グレート・バリア・リーフの上流にあたる大陸の湿地帯や国立公園に隣接する地域での石油開発に反対する環境保護団体グリーンピースは、抗議行動として同団体持ち船MVエスペランザ号を大陸側のエアリー・ビーチに派遣、同船が到着する7月20日に大々的な抗議行動を計画している。
しかし、QER社のサイモン・エルドリッジ法人問題担当部長が、「グリーンピースが、ソ連時代の効率の悪いディーゼル・エンジン船を走らせて、ディーゼル油生産に抗議するというのは偽善行為だ。あんな船が走れば走るほど大量に二酸化炭素を排出するのに、彼らは自分たちの行為の皮肉や偽善を認めようとしない」と反撃した。
さらに、「グリーンピースが本気でディーゼル燃料の生産と消費に反対するのなら、自分たちの持ち船をすべて太陽、風力、水素エネルギー駆動の船に換えるくらいのことはすべきだ。しかし、当分彼らがそういうことをすることはありえない。なぜなら、船舶のような重い運送手段を長距離走らせるには、ディーゼル燃料に代替可能なエネルギー源がまだないからだ」と語った。
グリーンピースのサイモン・ロズ・スポークスマンは、「油頁岩からの採油は観光の中心地に壊滅的な打撃がある。グリーンピースの抗議は、地元観光水産業界の支持を受けている」と語った。エルドリッジ氏は、「グリーンピースには、情報に基づいた理性的な話し合いを望む」と反論している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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