折り紙のクジラを残して立ち去る
6月30日朝、シドニー市内の日本総領事館にグリーンピース・オーストラリアのスティーブ・シャルホーン最高経営責任者や同団体の反捕鯨活動船「エスペランザ」号乗組員らが詰めかけた。
反捕鯨活動家グループは、「クジラに正義を」と書かれたプラカードを持ち、「日本は好きだが、捕鯨には胸が痛む」と書かれたTシャツを着ていたと報道されている。以前に反捕鯨グループが総領事館に押し寄せた時にはカーペットを赤インクで汚されたことがある。今回、直ちに連邦警察に出動を依頼している。
シャルホーン氏は総領事館の外で、「グループは、稲留和俊(いなどめ・かずとし)主席領事と面会し、オーストラリア国内を中心として世界中から寄せられた、南氷洋での捕鯨停止を求める5万人分の署名を手渡した」と報道陣に語り、「抗議行動は、グリーンピースの日本人活動家2人が起訴されないまま11日間拘留されていることにも抗議するもの」としている。また、「チリのサンチアゴで開かれた国際捕鯨委員会で、日本は捕鯨プログラムを停止すると確約しなかった。捕鯨プログラムで大規模な腐敗が行われていることを暴露したグリーンピースの活動家に対する理不尽な行為には世界中が懸念している」と語っている。
その後、総領事館警備主任の大岩伸浩(おおいわ・のぶひろ)氏がバッグいっぱいの折り紙のクジラを受け取った。1万個の折り紙には5万人の署名が書き込まれている。(訳注:人名、職名は英文記事の他、インターネット上の日豪プレス、JSSなどを参照)。(AAP)