第一次世界大戦激戦地跡で人骨発掘
英軍豪人兵士170人集団墓地か
5月28日、連邦政府は、フランス北部パドカレー県フロメル村のはずれで、戦跡を発掘調査していた考古学者が人骨を発見、1916年のフロメルの戦いで戦死した英軍豪人兵士170人の集団墓地であることは確かだと発表した。この戦いは第一次世界大戦西部戦線の激戦の一つで、たった一晩で5,533人の豪人兵士が戦死、戦傷、または捕虜になっている。発見されたのは人間の腕と手の骨で、発見に伴い発掘調査が一時中止されている。
ウォレン・スノードン防衛科学人員問題担当大臣は、「長年にわたってフロメルの戦いに関する謎が解き明かされないままになっており、豪国防関係者、復員兵士、遺族は、戦死者の遺体の所在が突き止められることを切望してきた。そのことを考えれば、今回の発見は歴史的瞬間だ」と語っている。
これまでも、フロメルの戦いでは、プロシア軍が英軍戦死者の遺体を戦場から回収し、ドイツ軍陣地背後の集団墓地に埋葬したと想定されていた。また、遺骨発見で発掘作業を中止し、人骨発見をフランス警察に報告し、英仏両政府当局に通達するなど通常の法的手続きを行っている。今後発見される遺骨の身元確認にはDNAテストが用いられるが、大臣は、「今回発見した腕と手は遺体につながっていたものと考えられる。しかし、人骨発見により、フランス警察が調査を済ませるまで発掘調査を再開することはできない。同戦地では英軍兵士300人が戦死しており、今回の人骨が豪兵士のものではない可能性もある。
プロシア軍が英軍兵士を埋葬した際に身元を記録しており、オーストラリア当局も戦死兵の氏名を保管している。また、大臣は、「プロシア軍は死者の尊厳を守った適切な埋葬を行ったが、遺族のDNA資料も求めて分析し、身元が突き止められればオーストラリアに送還する可能性もある」と語っているが、軍は、「集団墓地を聖域として残すことを求めている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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