2020年サミット開幕
1000人がわずか2日間で意見を出す祭典
4月19日、ケビン・ラッド連邦首相が提唱して開かれた「2020年サミット」は政府が選んだ1000人が自費でキャンベラに集まり、10項目のテーマで部会を開いて意見を交換しあう。
当日朝、ポッサムの毛皮をまとった先住民族ナンブリの女性長老マチルダ・ハウス=ウィリアムズさんが、ラッド首相と1000人の代表団に、ナンブリの土地で開かれる2020年サミットへの歓迎の挨拶を行い、「このサミットは、社会のあらゆる分野から国民が集まり、21世紀に向けて新しいオーストラリアを築くために意見を交換しあうまたとないチャンスだ」と述べた。また、ハウス=ウィリアムズさん自身、世の中を変え、人々を助けるために生涯働き続けてきたが、誇り高く、賢く、勇気もある優れた人々がこの豊かな国で片隅に追いやられ生活のために苦闘するのも見てきた。みなさんはオーストラリアを誇れる土地にするために考えを出しあって欲しい」と語った。また、何よりも先住民族が刑務所に入らないで済む社会、もし刑務所に入ったとしてもそこで死ななくても良い社会、また、先住民族が健康に暮らせる社会を望んでいると語った。
マイケル・ジェフリー連邦総督は、豪科学者が南極で掘削してきた8万年前の氷を会場に持ち込み、「この氷ができた頃、オーストラリア大陸に最初の人々が渡ってきた。この氷には私たちの過去だけでなく、気候変動の様子も、現在と未来もすべての情報が閉じこめられている」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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