「隣まで行きながら挨拶をしないとは」
野党、日本抜きラッド外遊を攻撃
3月31日、日本を組み込んでいない世界一周外遊でアメリカ滞在中のケビン・ラッド連邦首相に対して、野党保守連合議員が再び集中攻撃している。
外交担当スポークスマンのアンドリュー・ロブ議員は2007年12月、ラッド首相が日本の調査捕鯨船を監視する船舶派遣を発表した時、我々は、受話器を取り上げて日本の福田首相と電話で対話し、オーストラリア国民も政府も捕鯨に反対していることを伝えるべきだと促したがラッド首相はそれをしなかった。今回も中国に4日滞在しながら日本の上空を飛び越えて帰ってくるつもりだ。1時間でも東京で挨拶することができないというのは許し難い。日本を無視することは外交上の失敗だ」と厳しく批判した。
ラッド首相は、ニューヨークでも日本のメディアに質問を受けており、「なぜ日本首相に連絡しないのか? なぜ今回日本を省いたのか?」という問いに、「豪日関係は良好。今年7月と年末近くにも日本を訪れる予定にしている」と語った。また、「労働党政権樹立以後に連絡を取っていない国家元首はいくらでもある」と反論しているが、ラッド首相が外遊出発に先立って出した声明でも日本には一言も言及されておらず、安全保障でも経済でもアジア太平洋地域でオーストラリアが唯一最大の友邦としている日本に対するラッド首相のすっきりしない態度が違和感をかき立てている。31日には、自由党の「国民に聞く」ツアーを進めているブレンダン・ネルソン党首が、ゴールド・コーストの会場で、「ラッド氏はアメリカで大勢の人と会う。中国にも行く。17日もかけて世界一周し、大勢の人と会見できるのになぜ日本に行くことができないのか?」と批判している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|