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政治 - 2008年2月13日

ラッド首相、「盗まれた世代」に歴史的謝罪

野党ネルソン党首、謝罪に全面的支持
 2月13日午前9時、第42期国会の2日目、ケビン・ラッド連邦首相が起立し、「盗まれた世代」謝罪文全文を読み上げた。1910年代から1970年までの期間、オーストラリア連邦政府と連邦議会が「先住民族の子供を保護するため」としてアボリジニの子供を親から強制的に引き離し、キリスト教会運営の施設で教育した上、多くを白人家庭の奴隷的召使いや白人牧場主の牧童として送り込んだ歴史を連邦政府と連邦議会を代表して謝罪すると共に、寿命、教育、経済的機会など様々な面に見られるアボリジニと非アボリジニのギャップを埋めるために全ての国民が努力し、相互の敬意と相互の決意と相互の責任感に基づく未来をめざし、ここに新しいオーストラリア史の一章を開くとする361語の謝罪文の後、「盗まれた世代」の一人の体験を引用した。30分の演説後、「この謝罪文を国会に発議する」と結んだ。首相発言が終わるや、与野党議員、さらに歴史的謝罪に立ち会うためオーストラリア全土から駆けつけ、傍聴席で首相演説を聴いていた「盗まれた世代」やその家族全員が起立、長い喝采が続いた。キャンベラでは議場の傍聴席、議事堂内のホールや議事堂前広場、旧議事堂前広場のアボリジニ・テント・エンバシーで何千人もの人々が謝罪演説に聴き入った。その後、ブレンダン・ネルソン野党党首が起立して発言、野党が首相の動議を全面支持すると結び議場内は再び総立ちの喝采に包まれた。議事堂内グレート・ホールで大スクリーンを通して傍聴して人々の一部は、ネルソン党首の演説が始まると「恥を知れ」と声を挙げて、画面に背を向けた。ネルソン氏は、「盗まれた世代」報告書の謝罪勧告を11年余にわたり拒否してきたジョン・ハワード前首相の下でいくつかの大臣を歴任した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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