元NSW州首相、アンチ・ドーピング機構会長に
副会長を辞任したラムールが苦情
マリオン・ジョーンズ陸上選手が薬物使用を告白し、スポーツ界からの引退を表明した事件で、水泳コーチのドン・タルボット氏と、陸上選手のマイク・アゴスティーニ氏は、10月14日付サン・ヘラルド紙で、「スポーツ関係薬物の合法化」を訴えたが、10月21日、新しく世界アンチ・ドーピング機構(WADA)の会長に就任するジョン・フェイ元NSW州首相がサン・ヘラルド紙のインタビューに答え、「彼らの意見には全面的に反対だ。スポーツは誠実で公正な競争がすべてだ。それがなければスポーツはダメになる。合法化すれば、医薬品会社にコネがあるものが勝ち、結局人々がスポーツから離れていき、スポーツは死滅する」と警告し、「ドラッグ使用と摘発のイタチごっこは続くが、戦いをやめるわけにはいかない」と語った。一方、長年薬物撲滅キャンペーンを続けてきたドン・タルボット氏は、WADA役員就任の野心を挫かれたことが「解禁論」の動機とする噂を否定した。オーストラリア国内の騒ぎとは別に、WADA副会長で、会長に立候補すると目されていたフランスの元スポーツ大臣でオリンピック・チャンピオンでもあるジャン・フランソワ・ラムール氏が、副会長を辞任し、会長立候補も否定して関係者を驚かせたが、「ジョン・フェイ氏は、ニュージーランド勢など、スポーツ・ドラッグ取り締まりを緩和したい勢力に推されて会長に就任した」と語った。10月24日、連邦政府のロッド・ケンプ前スポーツ大臣は、「ラムール氏の主張は根も葉もないたわごとだ」と否定した。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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