TAS北部のパルプ工場、ほぼ認可
ギャレット環境相、環境派の批判に反論
タスマニア州の最大手林業会社ガンズ社が州北部タマー・バレーにパルプ工場建設を計画、連邦政府に許可申請を出していたが、ピーター・ギャレット環境相は、同計画の環境問題で3項目を残し、その他の項目について認可した。
1月5日、ギャレット環境相は、「タマー・バレーに計画しているパルプ工場建設の環境関係9項目についてこれを認可した。ただし、これは工場と関連施設に関する部分に限っている」と語っている。ベル・ベイに計画されている工場労働者宿舎などの施設に関連する環境関係4項目については、2007年に認可を受けている。しかし、連邦所管海洋資産に対する工場廃液・廃ガスなどの影響対策3項目についてはまだ不十分として却下した。
ギャレット大臣は、ガンズ社に対して、この3項目を2011年3月3日までに再提出する機会を与えた。そのため、次期連邦選挙の争点になる可能性も出てきた。
ガンズ社のジョン・ゲイ会長は、連邦政府の認可を歓迎、「環境問題対策で優れたモデリングを提出した自信がある」としている。ただ、計画が完全に認可されても、22億ドルの建設資金を用意するためには、合弁パートナーを見つけなければならず、現在の世界経済状況ではかなり難しくなっている。
ウィルダネス・ソサエティ、緑の党、野党保守連合は揃って、「政府は環境問題を事実上棚上げしてガンズ社に工場建設認可を与えた」と批判しているが、ギャレット大臣は、「基本部分で前保守連合政権がすでに工場建設を認可しており、これを恣意的に覆すことはできない」と反論している。一方、Forest Industries Association of Tasmania(TAS林業協会)は、政府が全面的な認可を出さなかったとして不満を挙げているが、これに対しても、「TAS州民は、工場建設に伴う環境問題を懸念している」と反論している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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