拍子抜けの「キング・タイド」
18年ぶりの高潮位とCSIROの推定だったが
1月12日はking tideで、シドニー・ハーバーでも珍しい自然現象が展開されるものと楽しみにしたシドニー市民や観光客がハーバーにやって来たが、現実にはいつものようにのどかにヒタヒタと岸壁をひたす波だけだった。
Nature Conservation Council of NSW(NSW州自然保護評議会)は、月曜日午前9時50分にはミドル・ヘッドで最高潮位が見られ、標準潮位を2m上回るだろうと予測していたが、CSIRO(連邦科学産業研究機構)は、12日の満潮は現実に18年ぶりの高い潮位で、通常の大潮潮位を40cmから50cm上回るだろうと推定していた。結果的には津波のような目を見はるような現象はなかったが、CSIROのキャシー・マキネス博士は、「King tideは重要な自然現象だ。実際、18.6年ごとの潮位サイクルがあり、天文学的な現象で18年ごとに大潮が繰り返される。それが今日というわけだ」と語っている。通常の大潮は月2回、新月と満月の時に起きるものだが、年に2回、夏と冬に特別大きな大潮が起きる。
マキネス博士は、「気候変動で海水面が2060年頃に現在よりも40cmから50cm高くなれば、今日見られる現象が日常的に起きることになる。しかも、その頃にはking tideがさらに50cm高くなる」としている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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