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社会 - 2009年1月11日

ナノテクノロジーか、ガンか?

サンスクリーンを怖れるのは危険
 1月11日付フェアファクス系紙は、一部のサンスクリーン製品に含まれている亜鉛華(酸化亜鉛)やチタン白(二酸化チタン)のナノ粒子の安全性について、何人かのオーストラリア人科学者が疑義を呈していることを伝えている。
 亜鉛華もチタン白もそれ自体は無害な物質で化粧品や皮膚薬などに使われているが、ナノ粒子、つまり、通常は分子の大きな集合体として存在する粒子を1mmの百万分の1の大きさまで細分化することで効果を上げたり、見た目を良くさせている。一部の科学者は、このように微細化することで、分子が体内に入り込みやすくなり、細胞中のタンパク質やDNAと反応する危険を指摘している。
 しかし、医薬品規制当局のTherapeutic Goods Administration(医薬品行政局)は、「サンスクリーンのナノテクノロジーは1990年頃から使われており、安全性が確認されている。一方、肌を日光で焼きすぎることと皮膚ガンの関連性についても確認されており、ナノ粒子の理論的リスクとは比べものにならない」と反論している。また、NSW Cancer Council(NSWガン評議会)も同様の反論を出しており、「毎年1,600人が皮膚ガンで亡くなっているが、そのほとんどは予防可能だ。まだ実証されていない危険よりも、皮膚ガンの危険の方がはるかに現実的な危険だ」と声明している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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