QLD警察、16歳女性にスタンガン
刑事弁護士、使用基準に調査を要求
2008年4月、16歳の女性が、「具合が悪くなった友人を手当てするため、救急車を待っている」として、警察官の「移動命令」に従わなかったため、複数の警察官に押さえ付けられた上で、高圧の電撃を発射するスタンガンで撃たれた事件で、QLD州の警察官が懲戒処分を受ける可能性がある。
アンナ・ブライ州首相は、「状況が完全に明らかになるまで安易な判断をしないよう」呼びかけているが、事件はテーザー試験採用中におきており、現在は、Crime and Misconduct Commission (CMC: 犯罪不正調査委員会)とpolice ethical standards unit(QLD州警察監察部)が調査を進めている。女性は、警察官の職務を妨害したとして少年裁判所に起訴されたが、事件に関わった警察官2人のうち1人が女性に対して適切な指示を行っていなかったとして、公訴棄却が決定し、パム・ダウズ判事は、言い渡しの中で警察官の過剰反応を批判した。
テーザーと呼ばれるタイプのスタンガンの警察配備反対キャンペーンを進めているブリスベンのマイケル・ボスチャー弁護士は、「銃器は致命的な武器であり、最後の手段とされているが、現状では、警察がテーザーを最初の手段として濫用する可能性が大いにある。4月の事件はそれがすでに現実になっていることを示したものだ」と語っているが、ブライ州首相は、「もし、不正にテーザーで撃たれたと思う人がいれば、被害を申し立てることができる」と反論している。(訳注:テーザーはスタンガンのブランド名で、銃から針金の付いた2本の電極を飛ばし、パルス波の高圧電気を流すもの。電撃を受けるとしばらく動けなくなるが通常は回復する。ただし、心臓病などの障害がある者には致命的なショックになることがあるとされており、死者も出ている。また、メースなどの催涙スプレー同様、武器として手軽なため、警察官による濫用も問題にされている)。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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