フォード、エンジン工場閉鎖を撤回
1,300人が失業免れる
先にVIC州のフォード社は、ジーロングのエンジン工場閉鎖を発表していたが、11月20日、閉鎖撤回を発表し、相次ぐ企業の撤退縮小で苦況に立っていたオーストラリア自動車産業関係者にかすかな希望を与えている。
アメリカのフォード本社は今も経営に苦闘を続けているが、オーストラリアの子会社は、新排気ガス基準の厳しい条件をパスし、今後10年にわたる生産を確保するため、2,100万ドルを投じて、インライン6気筒エンジンの改良型生産体制を確立すると発表した。この決定で同工場の社員400人だけでなく、周辺の部品メーカーなどで合計900人が失業を免れたと推定される。
フォード・オーストラリア社のマリン・ビュレラ最高経営責任者は、「このニュースは、悪いニュースばかりが流れる豪自動車産業にとって喜ばしい知らせだが、当社にとって難関はまだまだ大きい。今回の投資は、Euro 4排気ガス基準準拠エンジンの開発に向けられたものだが、基準達成には、エンジン全体をまったく新しい水準にまで引き上げる総合的な開発作業が必要になる」と語っている。
Euro 4基準は、2010年以降のオーストラリア産自動車全車両に義務づけられる。新エンジン開発のために、連邦政府は1,300万ドルの援助をしており、州政府も援助を決めているが、額は公表されていない。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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