「オーストラリアは長期的な経済対策を望む」
スワン財務相、米シンクタンクで講演
10月11日からアメリカ合衆国ワシントンで開かれているG20クライシス会談に先駆けて、ウエイン・スワン豪財務相が、米シンクタンクのブルッキングズ・インスティチュートで講演した。
講演では、スワン財務相は、「オーストラリアは、世界の経済コミュニティとの協力関係で世界経済の回復に向けて長期的な対策を展開することを望む。世界が協力して一定の合意を実現した上で果断に行動すれば、すべての者の安全を実現することができる。その場しのぎの対策ではなく、長期的視点に立った対策を望んでいる。エスカレートするクライシスに対する答は、規制を増やすことでも減らすことでもなく、適切な規制を行うことだ」と語った。
また、スワン氏は、オーストラリアも、アメリカの金融市場に端を発した経済混乱に対して超然としていられないと認めながらも、「オーストラリアが提唱している改革案で、G20もさらに強力に国際通貨基金(IMF)や金融安定化フォーラム(FSF)を動かし、合意事項を実施していくことが可能になる。新しい機関を設立するのではなく、既存の機関を正しく機能させることが重要だ」と語った。また、「規制改革についても、アメリカがリーダーシップを発揮するのを世界中が注目して見ているが、各国がそれぞれに国際金融制度のアーキテクチャーを再検討する必要がある。それが、将来のクライシス再発を防ぐ中心となる」と述べた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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