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経済 - 2008年10月08日

国内は利下げ歓迎の大合唱

世界的には株価転落、豪ドルも
 アメリカの無理貸しサブプライム住宅ローン破綻に端を発した世界的な市場混乱の大波にはどの国も対応に必死だが、オーストラリアでは10月7日には連邦銀行(RBA)が100ベーシス・ポイント(1%ポイント)という大幅な政策金利引き下げを発表した。この下げ幅は16年ぶりと言われており、大方のエコノミストの予想の2倍になった。
 国内の関心は住宅ローン会社がどれほど利率を下げるかに集中しており、諸物価高の中でローンを抱える国民世帯はもとより、与野党、経済界までが金融機関の消費者還元を要求していた。世間の四面楚歌の中で、大手小売銀行ではウェストパックがまず80ベーシス・ポイントをローン契約者に還元すると発表、その後、コモンウェルス、NABがローンの利下げを発表した。ウェストパックの利下げの場合、30万ドルのローンで月返済額が$150軽減される。
 同日、3%安で寄りついたASXもRBAの発表後には1.7%高に回復した。また、豪ドルも、6日には75米セントで終わった後、一夜明けて70米セントを割るレベルで始まったが、発表後には72米セントまで回復した。それでも1週間で10%下落したことになり、海外旅行を計画している国民には暗いが、輸出業者には明るいニュースとなった。
 ケビン・ラッド連邦首相は、「オーストラリア金融制度はファースト・クラス」と豪語し、グレン・スティーブンスRBA総裁も、「国内金融制度は比較的強い」と述べている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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