NT-WA州境でトード退治キャンペーン
捕りも捕ったり5万匹
1930年代、QLD州の重要な換金作物サトウキビの根を食い荒らすコガネムシ退治のつもりで、「天敵」としてハワイのサトウキビ農園から導入されたのが南米原産のBufo marinus (Bufoはヒキガエル、marinusは海の意。カーペンタリア湾やアーネム・ランド北部の島に泳ぎ渡ったことも知られているほど塩水に強い)、英語名cane toad。日本にも太平洋、沖縄周辺の島に移入されている。和名はオオヒキガエル。
ケーン・トードは1990年代には南下してNSW州北部海岸地域に侵入、西進したグループは北部準州に入り、じわじわと準州を横断していまやWA州に数十キロに達している。
そのため、WA州パースに本拠を置くケーン・トード撲滅ボランティア団体「Stop the Toad Foundation(STTF)」は、2008年9月10月、「第3回グレート・トード・マスター (マスターはmusterで寄せ集めるの意) キャンペーンを実施している。同団体によると、WA州境から100km北部準州に入ったオーバーン牧場で、ボランティア25人が、2週間で5万匹のケーン・トードを退治した。STTFのラッセル・グエホさんは、「今回は新考案のワナで面白いようにトードを捕獲できた。これで州政府や連邦政府がオオヒキガエルのように重い腰を上げてくれるといいのだが」とこぼしている。ケーン・トード退治の市民団体は各地にあるが、STTFはWA州では特に大きく、パースを本拠にして各界からサポートを受けており、2008年には現代オーストラリアを代表する作家ティム・ウィントンさんも参加して、オーストラリアの自然をケーン・トードから守るよう訴えている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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