ウッズ監督、ウィテカー起用に
映画会社重役とやり合う
ハリウッドで評価の高いオーストラリア出身の映画監督ローワン・ウッズ氏は、次作「Winged Creatures」に、2007年アカデミー賞「最優秀主演男優賞」を獲得したフォレスト・ウィテカー氏の起用を考えたが、脚本を握っている映画会社の重役が反対したとされている。
この映画のキャストには、ガイ・ピアース、ケート・ベキンセール、ダコタ・ファニング、ジーン・トリプルホーン、ジェニファ・ハドソンなど今をときめく俳優が揃っているが、会社側はウィテカーの主演には猛反対した。週末、シドニーの全豪監督ギルド会議で講演したウッズ監督は、「私が、チャーリーの役はウィテカー以外にないと主張すると、初めの予算がぽろっと崩れた。ある重役など真顔で、『オスカー受賞か知らないが、ウィテカーはブオトコでクロクて観客を興奮させられない』と言った」と語ったが、契約の法的問題があるため、社名も重役名もあかさなかった。しかし、結局、映画会社側が折れ、ウッズ監督に映画製作を任せることになったが、「ウィテカーの代わりにマイケル・ダグラスやアル・パシーノを採用するなんて考えられない」ため、製作予算が当初の1,100万米ドルから450万米ドルと半分以下に削られた。ウッズ監督は、「観客を興奮させられないというのはある程度正しい。会社は、ウィテカー以外なら誰でも良かったのだが、ウィテカーは現在映画界では最高の役者の一人だ」と語った。
「Winged Creatures」は、ロサンジェルスのレストランで無差別乱射事件が起き、事件を目撃した人達が巻き込まれていくという筋。ウッズにとっては、「Little Fish」や「The Boys」に続く、3作目となる。2009年3月に米封切りの予定。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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