オーストラリア株式市場取引上昇
空売り禁止措置で買い殺到
アメリカのサブプライム・モーゲッジ崩壊に端を発した金融危機は、アメリカ国内大手金融機関の国営化、合併吸収、破綻などを引き起こしたため、アメリカとイギリスでは株の空売り(short-selling)が禁止された。
オーストラリア証券取引所(ASX)も9月22日から暫定的に同様の措置を実施したが、「現物借入の裏付け」のない(naked short-selling)だけでなく、「現物を手に入れて決済」する(covered short-selling)まで禁止したため、混乱が起き、ASXは前週に取引の始まったヘッジはこの措置から除外されるものかどうかをオーストラリア証券投資委員会(ASIC)に問い合わせ、ASICからこの措置は9月22日以前に開始された取引には適用されないと返事があるまで、開所が約1時間遅れた。
仲買人筋によると、22日午前11時(東部時間)に取引が始まると同時に投資家が殺到、これまでに経験したことのない市場条件に対応し、現物を確保するため株価を押し上げた。「こんなことは初めてだ。難しさが加わったことは確かだ」と語っている。
当日のASXは、高値引けで終わり、S&P/ASX200インデックスで4.5%の上昇、オールオーディナリーズで4.33%の上昇となり、市場価値総額で515億ドルの増加となった。ASICの空売り禁止は「無期限」だが、約1か月続くと予想されている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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