「現物借入裏付けのない空売り」禁止
空売りそのものも規制強化に向かう
「空売り」は英語で「short-selling」といい、現物を借りる裏付けのない「空売り」を「naked short-selling」という。
9月19日、証券市場の過剰なボラティリティを抑制するため、翌週からのASXでの「naked short-selling」が禁止された。マコーリー・グループ株などが急落したのは空売りが原因だとされており、オーストラリア証券取引所(ASX)は、「9月22日から、全証券をnaked short-sellingを認められている株式リストから削除する。この削除措置は追って発表があるまで有効とする」と発表した。
連邦政府のウエイン・スワン財務相と法人法を管掌するニック・シェリー大臣はこの措置を歓迎し、「オーストラリアは世界でも最高水準の規制制度を敷いており、本日のASXの措置は、オーストラリア金融市場に対する信頼を確保するものだ」としている。また、シェリー上院議員も、空売りを利用して市場を操作しようとする動きには懸念を表明し、空売りに関する規制を厳密にする法案を提出すると語った。
21日には、元銀行家のマルコム・タンブル自由党党首がナイン・ネットワークに出演し、「オーストラリアの空売り規制はイギリスやアメリカより甘い。それだけでなく、銀行もモーゲッジのリファイナンスが以前より難しくなっている。そのため、政府が市場を尻押しする流動資金を注入すべきだ」として、「私が何もかも心得ているわけではないが、現在の危機には与野党双方が協力して取り組むべきだ」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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