政治献金で国外追放処分取り消し
ハワード前政権時代の移民相
9月20日付フェアファクス系紙の報じるところによると、ジョン・ハワード前政権時代、国外退去処分を受けた人物の兄弟が与党自由党に多額の政治献金をしており、4議員の働きかけで移民相が退去処分を取り消した。
国外退去処分を受けていたのはイタリア南部カラブリア出身のフランセスコ・マダフェリで、その兄弟のアントニオが2004年9月に$15,000、2006年6月にも$7,500を自由党に政治献金していた。
自由党の4議員が当時の移民相アマンダ・バンストン議員に働きかけ、マダフェリの国外追放処分を再検討するように要請したとされている。バンストン移民相は、2005年11月にマダフェリにビザを発給、国外追放処分を撤回した。
フェアファクス系紙は、政治献金がバンストン移民相の決定に影響した証拠あるいは4自由党議員にバンストンに働きかけるよう影響を与えたという証拠は見つかっていないとしているが、ビザに関して有利な決定を求めている者の関係者から政党特に政権党が政治献金を受けることには疑義があるとしている。
マダフェリは、1980年代にイタリアで重大な犯罪を繰り返し犯していたこと、1989年に観光ビザで入国し、不法滞在していたなどのため、バンストン氏の前任者フィリップ・ラドック氏が「好ましからざる経歴の人物」として、2000年に国外退去処分にしていた。また、現在47歳になるマダフェリは、世界最大のエクスタシー押収量と騒がれたシンジケートに関連してメルボルンで連邦警察に逮捕告発されている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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