国道陥没は管轄カウンシルの責任
5人家族全員死亡事故に結論
9月18日、NSW州検視法廷のポール・マクマーン検視官は、2007年6月、豪雨直後にシドニー北方のパシフィック・ハイウェイ旧道を走っていた乗用車が増水中の川に呑み込まれて家族全員が死亡した事故は、ゴスフォード市カウンシルの無能力と非能率が招いた悲劇と判断した。
事故はゴスフォード市のサマーズビーでおきたもので、区間はかつては州運輸局(RTA)の管轄だったがパシフィック・ハイウェイ新道のシドニー・ニューカッスル自動車道ができてからはゴスフォード市に委譲されていた。しかし、その後市技術職員が道路下を横切る川の暗渠の鉄板構造が腐食し、危険な状態にあることを発見、上司に報告していたが、数年にわたって遂に一度も改修工事されなかった。
そのため、増水後に道路が陥没、通りがかった乗用車の運転者アダム・ホルトさん(29)、ロスリン・ブラッグさん(29)、二人の子供のジャスミンちゃん(3)、マディソンちゃん(2)、ブラッグさんの甥トラビスちゃん(9)が転落、川に呑み込まれ、死体が下流で発見された。
事故当時、何台かの自動車が道路陥没に気づいて停車しており、ホルトさんにも合図したが、死体発見後の検視でホルトさんの血液からアルコールと大麻成分が検出されていたが、検視法廷ではこれが事故の原因ではないと判断した。また、RTAが暗渠のコンクリート補強工事などを怠ったことも指摘したが、事故の直接責任はないと判断した。この事故で家族を助けようとして川に降りた男性も溺れて亡くなっている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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