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経済 - 2008年9月17日

深まる世界的な金融危機

ラッド政権10か月めに抱える難関
 9月16日、ケビン・ラッド連邦首相は、「世界的な金融危機はまだまだ続く」と警告すると同時にこの危機からオーストラリアを持ちこたえさせる決意と語った。
 アメリカの金融市場に端を発したこの災厄とクレジット・クランチに伴う犠牲者企業のリストは、皮肉なことにオーストラリア庶民にとっては、「さらに利下げ」の願いの味方になるかもしれない。連邦銀行(RBA)9月3日の理事会議事録によると、当日の利下げ決定は微妙な判断だった。目標範囲を超えているインフレを考えると、まだしばらく政策金利を緩めることはできなかったが、クレジット・クランチによって、金融状況が必要以上に引き締まったのではないかという心配もあり、25ベーシス・ポイントの利下げは正当化できるものだった。また、政策金利を高いままとどめておけば、内需が必要以上に弱まるのではないかという懸念もあった。もちろん、それでインフレは終息するが、短期の経済的コストが大きすぎる」と語っている。リーマン破綻、メリル・リンチ買収、さらにAIGの危機と続いており、豪国内金融機関と州財政にも大きく損失を出す可能性も言われている。
 ラッド首相は、「責任ある経済運営政策を遂行し、この世界的な経済難関にオーストラリアを率いて切り抜ける決意だ」と語った。また、コムセックのエコノミストは、「1週間前まで11月の利下げを予想する人が多かったが、今は10月でもおかしくない。どちらを選んでもリスクはあるが、現在の状況では金利を下げておく方がリスクは小さい」としている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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