冬作穀物収穫に明るい見通し
乏しい雨にもめげず
9月16日付でオーストラリア農業資源経済局(ABARE)が発表した報告書によると、今冬季の穀物地帯の降水量は例年平均または平均を下回る数値だったが、偶然降雨の時期が穀物栽培に水が必要な時期と一致したため、これからの春に向けて収穫量もかなり期待が持てるとしている。
冬作穀物収穫量は2008年度には3,500万トンと予測されており、干ばつに祟られた2007年度と比べると1,300万トン近くの収穫増となる。ただし、2008年6月のABAREの収穫予測量は3,700万トンだったため、200万トンの下方修正となる。
ABAREのフィリップ・グライド理事長は、「地域によって条件にはかなりの開きがあるが、今年度の冬作穀物の収穫は希望が持てる。ただし、最新の穀物収穫量を達成するためには、これからの春の時期の降水量も重要だ」と語っている。
2008年度の小麦生産量は2,250万トンと予測されており、2008年6月の予測量2,370万トンをかなり下回るが、昨年の1,300万トンをかなり上回っている。2008年度の大麦とカノーラの生産量も、それぞれ780万ドル、160万ドルに増えると予測されている。夏作穀類も2008年度には6%増え、110万ヘクタールになる見込み。
潅漑用水割当量が心配な稲と綿花は、いずれも作付け量が増える予定だが、過去の平均量には及ばない。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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