連邦政府、住宅アフォーダビリティ基金
住宅建設件数さらに低下
9月15日、ケビン・ラッド連邦首相は、キャンベラ郊外住宅地の住宅開発地で5年間に5億1,200万ドルの予算で「住宅アフォーダビリティ基金」の設立を発表した。
この基金は、住宅開発に関わるインフラストラクチャ利用料金を最高2万ドルまで減額することや、計画認可の迅速化などで住宅や新開発物件のコストを引き下げるというもの。ラッド首相は、「一番難しいのは、この基金の目的を成功させ、持ち家の夢を達成可能にすること。現在、住宅取得性の危機は、国民世帯の手に負えなくなってしまっている。私は、これを国民の手に引き戻すことが重要だと声を大にして訴える」と語った。
さらに、「1996年には新しい住宅の価格は平均年収の4倍だったが、2007年末にはこれが7.5倍になっていた」と語り、では、住宅価格が平均年収の何倍であれば妥当なのかという問題には触れず、「7.5倍という数字を引き下げたい」とのみ語り、「数字を当てはめることは避けたいが、この問題を突き放して他人事としている限り、問題は悪くなるばかりだ」としている。
オーストラリア統計局の数字によると、2008年第2四半期の住宅着工件数は38,348件で、季節調整後で同年第1四半期比較で3.7%の下落となった。個人の持ち家建築は4.1%上昇したが、それ以外の住宅建築が17.1%低落している。しかし、エコノミストは、「建築許可件数低下とローン利率上昇でホーム・ローンの需要が下がっていることを考えれば、この低落は驚くほどのことではないとしている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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