日照りで酪農家景況感ふるわず
出荷価格も物価上昇に追いつかず
オランダに本拠を置き、主に飲食業界、アグリビジネスの分野で銀行業務を行っているラボバンクがオーストラリア酪農家の景況感調査を実施した。
9月1日、同銀行のオーストラリア農村部ジェネラル・マネージャー、ピーター・ノブランシェ氏は、「営農コストがとめどなく増大し、この冬は国内各地で降水量が目立って少なかった。農産物価格が上がっているとはいえ、営農コスト高と渇水を補うほどには上がっていない。農家にとっては燃料、肥料、農薬、種苗などの価格の高騰が利益に大きく食い込んでいる」と語っている。
また、「いくつか小地域を除けば、大陸東部州のこの冬の降水量はやや少なかった。NSW州とVIC州の穀物ベルトでは冬作の十分な収量を見込めるほどの雨が降ったが、この先のことを考えるともう少し多めに降ってほしいと思うのが農家だ」と語っている。
調査によれば、酪農家の景況感はマイナス・レベルに下がっており、特に砂糖生産家では、回答者の67%が「今後もっと悪くなる」と考えている。また、肉牛、羊牧場経営者も悲観的に傾いている。また、回答者の37%が、作付け比率などを変更する意図を示しており、今後1年半で農業生産物にも変化が現れる可能性がある。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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