NSW州補欠選挙は労働党苦戦の見通し
首相交代時の集団政界引退で
ネーサン・リースNSW州首相は、モリス・イエマ前首相からの内閣交代劇で、イエマ氏、リーバ・マー前保健相、マイケル・コスタ前財務相らが相次いで議員辞職政界を引退したため、11月には複数の選挙区で補欠選挙が実施されることについて、すでに労働党が苦戦することを認めている。
選挙区の一つ、シドニーの西北部、オリンピック・パークとはパラマッタ川を挟んだ北岸にあたるライド選挙区では労働党候補者が、リース首相の支持する「V8市街地レース」構想に反対を表明している。シドニー・オリンピック・パークの幅広い無人の道路網を使うV8スーパーカー・レースの2009年開催案はイエマ首相時代に計画が出されていたが、リース首相もこれを支持していた。しかし、ライド選挙区はレースの騒音をまともに受ける地区であり、ニコール・キャンベル労働党候補は、「リース首相には、レースを他の会場に移すよう要求する」ことを公約にしており、また、エッピングとチャツウッドを結ぶ鉄道新線が開通すると、在来線の運行が削減されるとされており、これにも反対の意図を表明しており、すでに党の方針と食い違っている。
スーパーカー・レースについては、ライドを含めた周辺地区のカウンシルや住民からすでに猛反対が出ている。キャンベル候補者は、「州経済のためにはシドニーにメージャー・イベントを誘致することが大切だというのはうなづけるが、オリンピック・パークがV8レースに適しているとは思わない」と語っている。ライド選挙区は、交代劇の直前に辞職政界を引退したジョン・ワトキンズ副首相の地盤だった。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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