NSW州政府新内閣への動き-4
新指導体制決まる
5日午前、イエマ州首相は、「嫌われ者」のマイケル・コスタ財務相を切り捨て、賭博・競馬・競犬を管掌するグレアム・ウェスト大臣、リーバ・マー保健大臣を閣僚から外し、ジョン・ハツィスターゴス司法長官、デビッド・キャンベル警察大臣らの担当に移す。また、テバット、クリスティーナ・ケネリー、リンダ・バーニー、ベリティ・ファースら比較的清潔な女性議員を起用する新内閣案を携えて、右派議員で構成する「中道統一」の会合を開いた。
政治アナリストのブルース・ホーカー氏によれば、「イエマ首相は、自派議員からウェストとマーの降格は承知できないといわれ、中道統一の支持がなければ首相職を続けることはできないとして、自ら振るった刀に倒れる」ことになった。
同日午後の党議員団会議に向かったネーサン・リース議員は、「新首相就任か?」と訊かれ、「まだいくつも手続きが残っている」と答え、前日に左派議員団からの副首相候補指名を受諾したカーメル・テバット議員は報道陣の質問に答えなかった。しかし、1時過ぎに州議会議事堂から現れたリース議員が、「イエマ首相を引き継ぎ、新首相になった。本日付でイエマ氏が辞任し、私が労働党議員団の満場一致で選ばれた。またテバット議員も副首相に選ばれた。本日より直ちにNSW州民のために任務に就く」と語った。労働党州首相が自党議員から罷免されたのはこれが初めてだが、副首相は左派でも首相は必ず右派から出すという州労働党政権の伝統が初めて破られ、組閣の顔ぶれや電力民営化、イエマ派の開発利権体質の成り行きが注目される。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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