NSW州政府新内閣への動き-2
最後までダダをこねた財務相
9月5日朝、カーメル・テバット議員が新副首相就任を前提に記者会見を行っている頃、マイケル・コスタ財務相が記者会見し、「4日夜にモリス・イエマ州首相と会談、イエマ州首相の新内閣閣僚から外すと告げられた。それは首相の権限だから、その意思を尊重する」と語った後、11月に予定されている中間予算での計画を語ったが、それまで財務相を務めているかどうか分からないと語った。
コスタ財務相は、NSW州政府が強引とも思える勢いで推進してきた電力民営化の中心人物で、民営化そのものは元労働党政治家や経済界には支持されているが、シドニー・サセックス・ストリートの労働党本部や労働組合、州議会労働党議員からも反対されており、州民の世論調査でもほとんど支持されていない。コスタ財務相はしばしば民営化に反対する労働党議員と軋轢を引き起こし、イエマ首相から公開の場で、「口を閉じているように」命令されるほどだった。そのため、今回、大臣席から放逐されるのではないかという予想が流れていた。
5日朝の記者会見では、自分が財務相を務めておりながら、「州経済は揺らいでいる、スタンダード&プアのAAAという信用度を維持できるかどうか懸念がある。州財政は、印紙税収入が著しく下がっており、2008年度の8月までの2か月ですでに2億ドルの税収減になっている。また、保健予算が3億ドルも膨れ上がっていると語った。メトロ北西線は120億ドルの予算がかかるが、他の部門の予算を削らない限り、建設費を捻出できない。連邦も州も保健などのレベルで予算が膨張しているのに改革がまったく進んでいない」と労働党政府の財政政策を批判してみせた。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|