ANZ食品基準局、中国製アメ任意回収要請
メラミン混入ミルク事件、豪にも波及
(訳注:メラミンは尿素から触媒を用いてつくられる有機化合物で、ホルムアルデヒドと反応させて硬質プラスチックの家具表層材や食器などの製造に用いられる。しかし、食品中のタンパク質同定に用いられる検査法がメラミンにも反応するため、悪質な業者が薄めた原材料にメラミンを混入、十分なタンパク質量があるように見せかけた。2007年に中国製メラミン混入ペットフードがアメリカに輸出され、ペットが多数腎不全で死んだため、国際問題になった。前後して、歯磨きの甘味剤として、自動車の不凍液に用いられる毒性の強いエチレン・グリコールを混入した中国製品が南米などに輸出され、やはり100人を超える犠牲者が出て国際問題になった。現在、中国で、ペット中毒事件と同じメラミンを悪質な業者が原料乳に混入、その乳製品が中国国内で5万人を超える乳児の中毒患者を出し、4人が死亡している。メラミン混入は植物油性乳製品にも広がっており、日本でも回収が起きている)。
この事件に伴い、オーストラリアとニュージーランドの食品安全性を管掌するANZ食品基準局が、中国製アメ「White Rabbit」から痕跡量のメラミンが検出されたとして、卸業者、輸入業者に対して、追ってメラミン検査確認が済むまで、同製品を小売店店頭から任意回収するよう要請した。同時に、「少量であれば問題は起きないが、長期大量に食べれば腎臓結石などの障害を引き起こす可能性がある」としている。同製品の販売はアジア系食料品店に限られている模様。乳児用粉ミルク、ヨーグルトなど全量タイプの乳製品は2007年3月以降中国から輸入されていない。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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