連邦銀行、7年ぶりに基本金利引き下げ
現在はインフレ警戒よりも経済急降下を警戒
9月2日、理事会を終えた連邦銀行(RBA)は、基本金利を0.25%ポイント引き下げると発表した。政策金利が引き下げられるのはほぼ7年ぶり。RBAは、2002年5月以来、インフレ抑制のため、12回にわたって利上げを行ってきた。
RBAは、先月の理事会の後で、「今後はインフレ圧力を警戒するよりも、経済成長が急減速することを警戒しなければならない」と声明しており、今日の理事会で利下げが決定されることは大方が予想していた。しかし、住宅ローン金融機関などが利下げを顧客に還元しない限り一般国民にはほとんど影響がない。大手銀行ではANZ銀行とナショナル・オーストラリア銀行(NAB)だけが利下げ還元を約束していた。また非銀行系住宅ローン会社では、ウィザード・ホーム・ローンズがRBAに先駆けて利下げを実施していた。今回のRBAの利下げがそのまま住宅ローンに反映した場合、30万ドルのローンでは返済月額で約$50下がることになる。
RBAのグレン・スティーブンズ総裁は、現在利率を引き下げる余地が生まれたと判断した。これからも内需とインフレの動向を監視・評価していかなければならないと語っている。しかし、国民世帯の需要は沈滞し、経済成長率もここしばらくはかなり低くなると見られている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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