州政府、ラッド学校革命を支持
公立学校間競争を予算のムチで促進
8月27日、ケビン・ラッド連邦首相は、各公立学校の成績を順位付けて公開、保護者が子供の学校を選ぶ上での情報を提供すると発表した。連邦政府が計画している革命的学校制度では、成績の悪い学校は政府から資金を注入され、成績を上げるために障害とみなされた学校長や教師の解雇、近隣の学校との統廃合など過激な措置を執るよう要求される。また、成績資料を提出しない学校には予算配布停止などの強権的な措置が行われる。
ラッド首相は、「教職員組合からは『活発な論議』が出るだろうが、断固として学校革命を実行する」と宣言した。教職員組合は、「(教育の核心問題に触れていない)政治的な余興」と片づけている。一方、VIC州とWA州の州首相は、「わが州は連邦に先駆けて発表されたような制度を発足させており、我が州が影響を受けることはない」と、ラッド首相の計画を支持する発言を行っているが、WA州のアラン・カーペンター首相は、「アボリジニ生徒や非英語圏出身生徒の比率が高い学校で、学校の成績を基準にして学校長や教師を解雇することは慎重でなければならない」と幾分かの危惧を表明している。VIC州のジョン・ブランビー州首相は、「VIC州では任意の統廃合、教育問題の大きい地区の学校への優秀な学校長の誘致、実績給制度支持などをすでに決めている」と語った。QLD州のアナ・ブライ州首相は、「全国統一成績発表制度や、難しい学校に連邦政府の資金注入などの制度を支持する」と語った。
緑の党は、「ラッド首相の計画はジョン・ハワード前政権の教育政策の焼き直し」と批判している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|