「競売のブーメラン、豪に返還を」
連邦議員が発言
1770年にキャプテン・クックがオーストラリア大陸東海岸に上陸した際に手に入れ、イギリスに持ち帰ったブーメランが、9月にロンドンの競売会社クリスティで2本の木製棍棒とともに競売にかけられ、$128,000程度の価格で落札されるとみられている。
8月22日には、キャプテン・クックが上陸したシドニー南部カーネルを選挙区に持つスコット・モリソン連邦議員が発言、「オーストラリア政府は、イギリス政府に働きかけ、ブーメランを購入、ボタニー・ベイの施設で永久展示すべきだと述べた。ブーメランと棍棒はクックがカーネルで会ったアボリジニが持っていた物と見られている。
モリソン議員は、「ケビン・ラッド連邦首相は、イギリスのゴードン・ブラウン首相との友好関係を通してイギリス政府に働きかけ、イギリスがこの遺品を購入した上で、イギリスとオーストラリアの友好関係と共有する歴史のしるしとしてオーストラリアに寄付するように要請すべきだと考える。ブーメランをカーネルに戻し、オーストラリア国民が先住民族とイギリス人の初めての出会いの歴史を見ることができるようにしたい」と述べている。
また、地域の先住民族グループ、グエイガルのスポークスマン、マーブ・ライアン氏も、「地元アボリジニ・コミュニティもブーメランの返還を強く望んでいる。オーストラリアの若い世代にも民族調和の歴史的シンボルを知る機会になればいい」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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