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社会 - 2008年8月23日

迷子の赤ちゃんクジラ安楽死

動物保護活動家からは批判も
 8月17日、シドニー北部のピットウォーターに迷い込んだ赤ちゃんザトウクジラは、獣医が診断した結果、衰弱が激しく、生存の見込みがなく、心身の苦痛がひどくなるだけと判断、22日午前9時に管轄のNSW国立公園野生局(NPWS)の依頼で獣医が致死量の麻酔薬を注射し、安楽死させた。
 赤ちゃんクジラは母乳を求めてボートに鼻をこすりつけるなどの行動を見せ、発見者の名前をとってコリンと呼ばれ、NPWSやタロンガ動物園の動物専門家の他にもクジラを救うことができると自称する人々も駆けつけた。市民からはもっとたくさんの「救助法」が寄せられたが、いずれも効果がないか、実現不可能なもの。21日に外洋に誘導する試みが行われたが、クジラはすぐに舞い戻ってきた。獣医が血液検査などを実施、かなり衰弱が激しいと診断された。クジラはメスと判明、名前をコレットと変えられた。
 22日の朝には抗議グループも集まってきたが、ボートの獣医がクジラに麻酔薬を注射した後、岸近くに張ったテントまで牽引した。死体はタロンガ動物園に運ばれ、動物園で検視を受けることになっている。安楽死に反対していた「Divine Marine Group(神聖海洋グループ)」と称する団体の代表がラジオのインタビューに答え、「まるで、日本の捕鯨船の捕鯨のような恐ろしい光景だった」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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