豪観光業界にかすかな楽観の光
インド、中国が成長市場
石油価格高騰、強い豪ドル、激烈な国際観光競争などの条件が重なり、日本人観光客どころかオーストラリア観光業界そのものが沈滞していたが、発表されたばかりのTourism Forecasting Committeeの報告書は、豪観光業界にかすかな希望の光を投げかけている。
報告書は、今後2年は厳しい状況が続くが、その後石油価格が落ち着き、豪ドルもやや弱くなり、今後10年を見通した場合には観光業界も大きく成長に転じるとしている。
また、海外からの観光客は今後10年間で年平均4.4%の成長率で観光業界にとっては1,960万ドル、豪経済にとっては828億ドルの収入増となる。また、今後10年の観光市場で伸びるのは中国、インド、アメリカと予想されているが、そのポテンシャルを最大限に引き出すためにはまだまだやらなければならないことがある。まず、宿泊部門と航空部門の需要を満たす水準まで投資しなければならない。
一方で、強い豪ドルと低失業率からオーストラリア国民が国内観光から海外観光に目を向けるようになっており、海外観光出国者数は2017年まで年平均5.4%で成長すると予想されている。これは海外からの観光客数の伸びを上回っている。通常、海外観光は国内観光業界にとってマイナスと見られるが、「旅行癖」が定着すれば国内観光にとってもプラスと見る専門家もいる。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|