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社会 - 2008年8月20日

石油価格高騰で予想される社会変化

衛星都市の衰退や海外旅行減少も
 連邦政府運輸担当省庁が石油価格高騰の国内社会に及ぼす影響を予測し、8月19日付で報告書を発表した。
 まず、州都から少し離れた地域の住宅やビジネスが衰退する。車に依存し、公共交通機関の乏しいオーストラリア社会では、住民やビジネスが公共交通機関が整っている大都市中心近くに移動するからである。また、残った住民やビジネスもディーゼルやハイブリッドに移行し、4WDの人気は衰える。海外旅行も減る。ただし、大都市中心近くに移動するのは長期的な変動であり、オーストラリア社会伝統の「郊外に住み、車で通勤」というパターンはしばらくは続くと見ている。この予測は自動車燃料価格ピーク時の1リットル$1.70を基礎にしており、その後価格は1リットル$1.40を下回るようになった。ただし、石油が安い時代は終わったと考えているアナリストも多く、ピーク時には燃料使用量が8.2%も落ちており、長期的にじわじわと社会変化をもたらす可能性は高い。
 また、「今回の石油高騰ですでに社会変化の引き金が引かれた。燃料価格が10%上がるごとに使用量は1.5%下がる。また燃料価格上昇に対応して技術革新が燃費を上げており、需要を緩和している。ただし、それも人口と収入の増加による石油需要増大を相殺することはできない」としている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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