観光業界の展望
強い豪ドルと石油価格高騰が影響
8月11日付で発表された「観光産業予測委員会」の報告書は、今後10年間で海外観光客数は年平均4.4%の率で増加し、2017年には現在から1,960万人増えて年間870万人に、消費額も354億ドルになり、豪経済を8,280万ドル膨らませると推算している。ただし、訪れる人々の需要を満たすためには宿泊施設や航空業界でかなりの額の投資が必要になると分析している。
海外からの旅行客数は、豪ドルの強さと航空燃料高のため、今年1年は平坦に終わるが、その後インド、中国、アメリカ、中東市場で増加していく。一方、国内観光業界も短期的には不調で、今後2年間は一部の航空路線運行停止や消費者支出減が影響するが、その後徐々に上向きになるとしている。また、オーストラリア国民は国内観光よりも海外に目が向いており、強い豪ドルや高い就業率などが要因となって年平均9.9%の伸びが予想される。そのため、海外に行く国民の数は年平均5.4%の成長率で、海外観光客数の成長率を上回る見込み。
観光運輸フォーラム(TTF)のクリストファー・ブラウン理事長は、「海外観光客増加はグッド・ニュースだが、国内観光展望の内容は心配なことだ。国内観光業界は、ホテル、リゾート、アトラクションその他の観光インフラストラクチャにもっと投資し、活性化しなければならない。そうしなければ国民が国内観光で時間を使おうとも思わないだろう」と語っている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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