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社会 - 2008年8月12日

特産の味覚を嫌うオーストラリア国民

ブッシュタッカーも観光客向け
 先住民族アボリジニの伝統的な食料にヒントを得て、一部では大陸特産の動植物を味覚として取り入れる試みが料理家やレストラン経営者の間で行われている。カンガルー、エミュー、ワニなどはすでにスーパーマーケットの食肉コーナーやレストランのメニューにも並んでおり、旅行者には珍しい食体験として喜ばれている。また、最近よく言われる「抗酸化物質」を多量に含む原産の植物も多い。
 アデレード大学の食品学でル・コルドン・ブルー修士を取得して卒業したジェシカ・ラムズデンさんは、「ほとんどのオーストラリア人が、オーストラリア原産食品をなじみがないことと大手スーパーマーケットに売っていないことから食わず嫌いになっている。80%近い国民が食品をスーパーマーケットで買っている」と分析している。また、「チャツネ、ソース、スパイスにはぼつぼつと大陸独自の食品が現れてきているが、国民の常食に現れていない」と語り、まだ、原産動植物の風味を活かす調理法が発展していないことを指摘するとともに、国民のほとんどがまだまだ味覚に保守的でヨーロッパ伝来の味から外れる食べ物を受け入れようとしないと分析している。しかし、抗酸化物質を含む食べられる植物が人々の関心を呼び、オーストラリア家庭のメニューを変革するかも知れないと期待しており、「将来、ミート・パイ、ラミントン、ベジマイトと同じように、ソルトブッシュ・ラム、レモン・ミルテ・パスタ、ワトル・シード・アイスクリームがオージーな食品になるかも知れない」と語っている。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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