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経済 - 2008年8月07日

競争不足だが不正は見つからず

小売業界調査の消費者委員会結論
 8月5日付で、オーストラリア競争消費者委員会(ACCC)が6か月にわたる食品雑貨価格調査を終え、642ページの報告書を提出した。
 同委員会は、オーストラリアの小売業界に「そこそこの競争があるが」、コールズとウールワースの2つのスーパー・マーケット系列に独占されており、価格つり上げなどの不正行為は見つからないが、寡占状況で価格競争にならない弊害になっているとした。また、2大系列が農家を搾取している証拠も見つけられなかった。しかし、委員会は、スーパー・マーケットとショッピング・モールとの契約で競合業者の参入を妨げていると問題視している。委員会では、ショッピング・モールの入居契約条件にメスを入れるためには、競合業者の具体的な訴えがほしいとしている。
 フランクリンズなど両系列に属さない小売業者は委員会の報告を歓迎しつつも、寡占状況是正には不足としている。また、コールズは、「意図的に競合業者の参入を阻んではいない」と否定、委員会が勧告している単位分量価格表示についても、実施するには1,000万ドル以上かかるとしている。一方、農業団体は、委員会が2大系列の農家搾取を認めなかったことに不満を表明している。委員会の勧告の一つ、全国大規模小売店価格情報をインターネットで提供するwww.GROCERYchoice.gov.auが6日から発足している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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