生活費高騰で私学離れ
有名公立学校に戻る生徒増える
8月4日付のシドニーのタブロイド新聞「デーリー・テレグラフ」によると、学費の高い私学の入学者が減り、有名公立学校入学者が増えており、生活費高騰、高金利などが原因とみられている。
ジョン・ハワード政権時代に「選択の自由」をタテマエに、私学援助を厚くしており、それにあわせて設備の充実した私立学校入学者も年を追って増えていた。現労働党連邦政権も子弟を私学に通わせる有権者の離反を恐れ、すでに「私学補助金はカットしない」と公約している。しかし、現在は私立から公立に切り換える父兄が増えているとされ、同紙も、この傾向は2003年までさかのぼることができると報道している。
小学校に付属する1年間の幼稚園部では、シドニー南西部のダルメニー小学校で、2008年の入園者が2003年に比べ69人も増えている。同じくシドニー地域のキャンリー・ベール高校では、同期間に7年生(日本の中学1年に相当)入学者が過去最大の伸びを示している。また、中には入学者が倍増した小学校もある。
公立学校入学者が増えたもう一つの理由として、各公立学校が、スポーツ、美術、音楽、ダンスなど特定の分野を充実させ、これを売り物にして入学者募集に活用するようになったということも挙げられている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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