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社会 - 2008年8月27日

シドニーの大手3病院でスーパー・バグ陽性

病院が感染源になる危険な細菌
 8月26日のネットワーク・セブン・テレビが、シドニーの大手公立病院3病院で「golden staph」、日本語名「黄色ブドウ球菌」が検出されたと報道している。
 陽性と断定されたのはフェアフィールド、ウェストミード、コンコードの公立病院で、キャンパーダウンのロイヤル・プリンス・アルフレッド、ノース・ショアのロイヤル・ノース・ショア病院は陰性だった。
 黄色ブドウ球菌は通常の状態でも人体にいる細菌で健康な人なら感染症状をみせることはほとんどないが、病院で繁殖している株はしばしば多くの抗生物質に耐性を持っており、幼児、高齢者、病気の患者など免疫機能が弱っていると発症しても抗生物質が効かない場合がある。
 また、メチシリン耐性黄色ブドウ球菌(MRSA)感染症も報告されている。ネットワーク・セブンでも、MRSA発生率はNSW州が他州準州に比べて圧倒的に高いことを突き止めている。College of Surgeonsスポークスマンのリチャード・ウェスト博士は、MRSAが死因になることがあると指摘しており、しかも、集中治療室の患者の12%が入院中に黄色ブドウ球菌に感染している。そのうち何人かはその感染症で亡くなると語っている。
 VIC州の調査でも、医師や看護士の衣服、聴診器などの持ち物に細菌が付着していたことが明らかになっているが、ウェスト博士も、黄色ブドウ球菌が広がるのを防ぐことは簡単で、病院職員が患者に触れる前に手洗いを励行するだけで感染率を大幅に減らすことができると語っている。州のレーバ・マー保健大臣は同テレビ局の出演依頼を断った。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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