保守連合議員、ネルソン党首に反旗
気候変動問題方針で
7月29日、保守連合が影の閣僚会議を開き、ブレンダン・ネルソン党首の提案を否決、ライバルのマルコム・タンブル氏の提案を可決した。
連邦政府は「排出権取引制度(ETS)を2010年から実施」を方針に掲げており、保守連合は、ネルソン党首が、「大排出国が排出削減を実行する前にETSを実施するのは我が国の経済に損害を与えるだけ」として実施延期を提唱していたが、タンブル氏らは自由党の当初の主張通り、ETSを2012年から実施すべきだとしていた。
会議から現れたネルソン氏は、「オーストラリアはETS実施に向けて動き出さなければならないということに合意した」と語ったが、「制度の実施は、2009年末にコペンハーゲンで開かれる地球温暖化問題条約協議の合意内容を待って決めるべきだ。大排出国が制度に乗り気でないなら、オーストラリアは炭素価格を低く抑え、ごく低い削減率で始めるべきだ」と語っている。
労働党政府がETSを2010年に導入するためには野党保守連合の支持を取り付けることが必須だが、2012年実施を主張していた自由党の党首が先日突然翻意し、「実施延期」を言い出したため混乱の度を加えていた。しかし、支持率低迷するネルソン党首の提案が影の閣僚から拒否されたことは、くすぶり続ける「党首交代」の期待が再び浮上する可能性を示している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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