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社会 - 2008年7月28日

カンタス航空に「酸素ボンベ調査」命令

酸素マスクの異常と行方不明のボンベで
 7月25日、カンタス航空機の胴体下部で爆発が起き、操縦士が機体を6,000m急降下させ、無事マニラ空港に緊急着陸した事件で、マニラ空港で同機体を調査しているオーストラリア運輸安全局調査官のネビル・ブライス氏は、同機の酸素ボンベが1本行方不明になっていると発表した。
 一方、オーストラリア民間航空安全局(CASA)は、カンタス航空所有のボーイング747型ジャンボ・ジェット30機全機の酸素ボンベを点検するよう命令した。「爆発のあった箇所には酸素ボンベが2本据え付けられている。これが調査の中心になっているが、安全が第一だ。これはあくまでも目視検査であり、安全措置だ」と述べているが、同時に酸素ボンベに疑いが持たれれば、世界中を飛んでいる747型機全機の検査が必要になる可能性もあることを認めている。
 カンタス航空は世界有数の安全運航歴を誇っており、事故機を操縦していたジョン・バーテルズ操縦士も、安全訓練の通りに対処したと語り、乗客も操縦士の機転を賞賛しているが、一部の乗客は、「酸素マスクのゴム・バンドが古くてダメになっていた。パスポートを取ろうとする度にマスクが外れて落ち、気を失ってしまった」と語っている。また、乗客4人は酸素マスクが降りず、乗務員が手動で引っ張り出さなければならなかった。乗客の1人は、急激な減圧で酸素不足になり、「子供達の顔が紫色になった」と証言している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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