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社会 - 2008年7月26日

腐食は爆発とは無関係

カンタス航空爆発事件初期調査
 7月25日、ロンドン発メルボルン行きのカンタス航空機QF30便が香港を離陸直後に機体の右翼前の貨物室で爆発が起き、外皮がはがれ、客室内が急減圧、操縦士が機体を9,000m降下させ、フィリピンのマニラに緊急着陸した。
 2008年3月に客室改装を受けた際に整備士が金属部分の腐食を見つけており、今回の爆発との関連容疑が浮かび上がったが、カンタス社重役も航空専門家も腐食と爆発の関連を否定、今度は貨物の中で爆発が起きた疑いが浮かび上がってきており、航空安全専門家が原因究明に当たっている。
 26日早朝、代替機でメルボルンに着陸した乗客は安堵の表情で事故の様子を語っている。
 民間航空安全局(CASA)では、「腐食はエコノミー・クラスの座席構造で発見されたもので、今回の爆発とはまったく違う部位」として、腐食原因説を否定している。 オーストラリア運輸安全局(ATSB)が事故原因調査委員会を主宰することになった。今回の事故は公海上空で起きており、調査責任は機体所属国にあるが、フィリピン当局、アメリカの全国運輸安全局(NTSB)、連邦航空管理局、ボーイング社整備士などが協力にあたる。調査はかなり長期になるが、暫定事実報告書は30日以内に提出することが義務づけられている。
 一方、ATSBでは、事故機のボーイング747型機は世界中で1,300機が飛んでおり、非常に優れた安全飛行記録を維持しているため、今回の事故で全機の飛行停止調査などの措置は行われないと発表している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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