インフレ率、依然として高止まり
ただし、経済鈍化の兆しあり
25日発表のインフレ・データは、依然としてインフレ傾向がおさまらず、明るい見通しが開けていないことを示しているが、エコノミストは来月も連邦銀行(RBA_)の政策金利引き上げはないだろうと予想している。
事実、大方のエコノミストは、政策金利はしばらく現状を維持すると見ており、一部には、経済鈍化速度次第で今年末か来年初めにも利下げがあるのではないかと予想する者すらいる。そのような予想は、連邦政府のウエイン・スワン財務相が「かなりの問題」と形容する最新のインフレ・レポートの内容としっくりせず、事実、消費者物価指数(CPI)上昇率年4.5%という現状は1995年以来最高水準である。
また、2008年第2四半期のCPI上昇率1.5%というのも1995年以来最大率である。CPI算出の基礎になっている11品目のうち、食品とレクリエーションだけが値下がりしており、教育は変化なし、通信費は0.1%の上昇だが、残りの7品目が3.8%の値上がりになっている。
それでも、インフレの暗雲の陰に陽光が予感される。RBAが政策金利を決める基礎としている基調インフレ率だが、これが2008年6月までの第2四半期には1.1%だったものの、3月までの第1四半期の1.25%から下がっていることである。この変化はそれほど目立ったことではないかもしれないが、一部のエコノミストは、高い政策金利が効を奏し初めており、インフレがすでにピークを越えたものと見ている。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
|