「ハワード政権は、ポスト・ブーム準備に失敗」
ラッド連邦首相が出版記念会で語る
ジャーナリストのクリスティーン・ジャックマン氏が、労働党が11年の野党時代から政権に返り咲くまでの過程を描いた「Inside Kevin07」を出版し、7月22日の出版記念パーティに出席したケビン・ラッド連邦首相が、「ジョン・ハワード前保守連合政権は、オーストラリアを経済ブームの終焉に備えた社会にすることができなかった。12年近くも政権にありながら、オーストラリア社会の将来に備えることができなかった。これはまったくの失敗だ」と語った。
また、オーストラリア社会は変化を必要としていたから、史上第3位といわれる規模で、有権者が労働党に投票することになった。資源ブームを利用して、経済の核となる生産性向上を図ることもせず、ブームに乗り、流される政治を行った。そのため、世界の趨勢に遅れ、オーストラリアの経済、環境、水資源にも損害を与えた。自由党の運営は経済ブームには適していたが、ブーム以降を見た場合には完全に失敗だ。国民は、教育、研究、科学、新しいアイデア、新テクノロジーなどで世界から取り残され始めていることに気づいて支持政党を変えたと語った。また、インドや中国の興隆と両国が支配的勢力になる可能性を信ぜず、「アジア太平洋の世紀」への準備を怠ったとして、「オーストラリアは現在、金融市場クライシス、気候変動、核拡散という深刻な世界的問題に直面している」と語った。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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