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社会 - 2008年7月20日

法王、聖職者の児童性犯罪被害者に謝罪

被害者団体は、「言葉だけの謝罪」と不満
 世界若者の日(WYD)開催中の7月19日、法王ベネディクト16世は、シドニーのセント・メアリー教会で信者や聖職者を前に、オーストラリアの聖職者が犯した性犯罪の被害者への謝罪を表明した。しかし、謝罪表明の場に被害者が公式に招かれていないことなどから被害者や支援団体はむしろ批判を強めている。
 聖職者による児童性虐待を告発する「In Good Faith and Associates」のヘレン・ラスト・スポークスウーマンは、「被害者には、カソリック教会の具体的な行動が必要。これはバケツいっぱいの涙に一滴を垂らしたようなもの。オーストラリアの聖職者の児童性虐待には30年近く相手にしてきた。この謝罪は、教会の最高幹部が一言二言言っただけでしかない。法王が袖をたくし上げ、私の事務所で毎日被害者と電話で話したり、直接会って、彼らの心の傷を癒す用意があるか? 私たちが望んでいるのはそういうことだ。実際行動だ」と語っている。
 さらに、「それでも、被害者は法王の謝罪で少しは救われた」と語っている。また、クリスチャン・ブラザーズの学校で聖職者が犯した児童性虐待の被害者を支援する団体代表は、「法王の謝罪は、事実上、ジョージ・ペル枢機卿やWYDコーディネータのアンソニー・フィッシャー司教を厳しく叱責したことになる。すばらしいことだ」と、法王が、オーストラリアの最高幹部を飛び越えて謝罪したことを評価している。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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