バリ爆弾グループ処刑間近
被害者の父親が語る
インドネシア最高裁が、2002年バリ島ディスコ爆弾事件の主犯3人の控訴を退け、死刑執行が確定したが、被害者の一人アンソニー・スチュアートさんの父親デビッドさんが、「連邦警察から、バリ爆弾事件の中心グループ、アムロジ、兄弟のムクラス、イマム・サムドゥラの3人の死刑執行が間近いと知らされた。何らかの理由でこの週末ではないが、近い将来に執行があると教えられた」とAAP記者に語った。
202人の死者を出したバリ島のサリ・クラブ爆弾事件では、イスラム武闘派の3人に銃殺刑の判決が出されており、中部ジャワのヌサカンバンガン島の重警備刑務所に収容されている同死刑囚の親戚が、「3人は死刑執行に備えている」と語っている。
デビッドさんは、「いつ執行があるのか分からないが、連邦警察の連絡を待っている。執行の知らせがあれば、ビールで乾杯するつもりだ。連邦警察はよくやってくれている。被害者遺族をつんぼ桟敷に置くことをしない」と語っている。
3人は、インドネシアやフィリピンなどで活動していたイスラム系テロリスト・グループ「ジェマー・イスラミヤ(JI)」のメンバーとされており、この数年、インドネシアで何度か爆弾事件を起こしており、最近も、イマム・サムドゥラがイスラム原理派の雑誌インタビューに答え、「処刑されれば報復のテロ攻撃があるだろう」と語っている。一方、爆弾事件犠牲者の一人ジョッシュ・ディーガンさんの父親ブライアンさんは、「ジョシュアが殺される前に、私は、死刑制度それ自体が社会の尊厳を損なう野蛮な行為でありどんな建設的な効果もない。どんな場合でも死刑はおぞましいことだと考えるようになった。今でもその考えは変わっていない」として、3人の処刑にも反対している。(AAP)
文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。
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