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そのほか - 2008年7月16日

フィジー沖ブラック・ホーク墜落事故調査報告書

強気な操縦と部隊内の「やる気満々」風土が原因
 2006年11月29日、フィジーに出動中のオーストラリア軍の艦船HMASカニンブラ甲板に着艦しようとした10人搭乗の陸軍ヘリコプター、ブラック・ホーク221型が失敗、甲板から海面に落下し、パイロットのマーク・ビングリー大尉と特殊空挺部隊(SASR)のジュシュア・ポーター兵士が死亡した事件を調査していた事故調査委員会が7月15日に報告書を提出した。
 報告書では、ヘリコプターを操縦していたビングリー大尉の人為的ミスが最大の原因としているが、若いパイロットの間の攻撃的な飛行操縦態度と、「やる気満々」の精神風土が事故を招いたとしている。また、15日の報告書提出にしたがい、精鋭特殊部隊を地上に降ろすことを目的に開発された「急降下着陸」が停止された。
 事故を起こしたヘリコプターは、シドニーの陸軍航空隊で、特殊部隊支援を行っており、艦船の後部甲板に着艦する訓練を行っていた。しかし、強い追い風と速すぎる降下速度のため、甲板に激突してそのまま跳ね返り、海面に墜落した。調査報告書は、事故を招いた操縦態度はビングリー大尉にとどまらず、同航空隊のパイロットの間で、上司の監督不行届から公式操縦手順からはずれた強気な操縦が当たり前になっていた。その結果、ビングリー大尉の誤操縦を招いたとしている。また、自らヘリコプター操縦経験のあるアンガス・ヒューストン豪軍総司令官は、「パイロット達は、自分の操縦が安全だとまじめに信じ込んでいる」と語り、58項目の勧告のうち56項目を了承した。(AAP)


文末に(AAP)とある記事は、AAP配信記事の忠実な翻訳であり、日本国内の報道と合致しない記述も含まれています。 
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